« my nepali life diary 2006 vol.31 | メイン | my nepali life diary 2006 vol.33 »

2006年11月08日

my nepali life diary 2006 vol.32

11/8
今日までにやっておかなければならない仕事が一段落したので、友達に教えてもらったおいしいコーヒーを飲めるカフェに行くことにした。ネパールのコーヒーはほとんどがインスタントなのだが、Pokhara Joe’sカフェはきちんとエスプレッソ器械を使って入れてくれる。ニューヨークチーズケーキを頼み、久しぶりにおいしいコーヒーを飲みながらしばし読書をしていた。どちらもとてもおいしかったので、オーナーに話し掛けてみた。夫婦でやっているカフェであり、奥さんは私と同い年くらいだった。丁度だんなさんが帰ってきて、3人で話をしていた。お昼頃になると「ご飯は食べましたか?」と聞かれた。「いいえ」と私が答えると「では一緒に食べましょう」と誘ってくれた。奥さんが作ってきたお弁当のダルバートを彼らの事務所でご馳走になった。シンプルなものだったが、とてもおいしかった。彼女の料理はなかなかのものだ。お昼を一緒にしながら、話していると「明日の夜はうちに来ませんか」と誘ってくれた。私は時間があったので、是非お伺いしますと言った。その後も少し話をしてから店を出た。だんなさんはビザの取得に関していろんな外国人の世話をしているとのことで、私にも情報を教えてくれた。友達づきあいの出来そうないい夫婦に出会えてよかった。その後ラフティング会社のシャイに寄った。私は近くの山頂にある日本人の作ったお寺に行きたかったので、どうやって行ったらいいか訪ねた。するとスタッフが二階のステーキハウスのマネージャーRamjiさんを呼んでくれた。彼は週に2,3回はそこに行ってるとのことで、よく知っていた。Ramjiさんは「まあお茶でもどうぞ」と言って、一緒に二階に上がった。ブラックティーを飲みながら私がポカラにいる理由を話していた。紅茶を飲み終わった頃に「さぁ、行こう!」とRamjiさんが言った。私はびっくりして「え?どこにですか?もしかしてお寺まで一緒に行ってくれるんですか?」と尋ねた。すると「もちろん」と言ってさっさと店を後にしてしまった。私は急いで追いかけて行った。そしてフェワ湖をボートで渡った。Ramjiさんとボートを漕いでくれるネパール人二人だったので、先日Robinとボートに乗ったときとは違って進むのがとても早かった。お寺のある山の麓に着き、水を買い、急な坂道を登り始めた。石で作られた階段をRamjiさんとおしゃべりをしながら進んだ。途中でネパール語を教えてもらったり、お互いの出身地の話などをした。私が疲れるのを気遣ってなのか、何かを説明してくれる度に止まって話をしてくれた。一度だけショートカットで道のないところを登った。Ramjiさんはよくこういうことをするそうだ。ジャングルを抜けるようにして登ることもあると言っていた。2/3程度登ったところに座って休める石で作られた台があった。私たちはそこでしばし汗を冷やすことにした。この山に住んでいる人たちがみんなで力を合わせ、誰でも登れるよう石の階段を作り、週に何度かごみ拾いや掃除をしているそうだ。そして彼女たちの力はすごい。40キロはあるであろうかごを頭を軸に背負いすばやく山を登っていく。到底私にはかなわない。私は慣れないハイキングで多少疲れていたが、何とか頂上に辿り付いた。入り口でマオイストによる入場許可チケット代を払い、中に入った。大きなストゥーパがあり、私たちは靴を脱ぎ階段を登り時計回りに周った。そこからはポカラの街全体を見渡すことができ、晴れていればヒマラヤ山脈を見渡すことが出来る。残念ながら今日は雲がかかっていて見えなかった。しかし湖と街を上から望めたのは良かった。一周回り、一段下がりもう一周した。それからお寺の近くにあるお茶屋さんでミルクコーヒーとビスケットを食べた。そこには犬が二匹紐に繋がれていた。一匹は子供で、一匹は大人の犬だ。私たちのビスケットの袋を破る音を聞き漏らさずに、大きい方の犬が立ち上がり吠え出した。くれるまで吠えるので私たちは二匹にビスケットを分けてあげた。喜んで食べている犬を見て、実家にいる自分の犬を思い出した。うちの犬はきっと私のことなんか忘れてのんびり昼寝でもしているのだろう。それを思うとつい笑顔になってしまった。コーヒーを飲み終え、街に向かって下り始めた。来た道とは反対側の道をどんどん下って行った。こちら側の方が家が多くたくさんの子供たちが学校帰りにおしゃべりをしたり遊んだりしていた。最近の東京では年の違う子供たちが大人数で遊んでいる風景はあまり見かけないので、年の違う子供たちが楽しそうにしているのを横目に嬉しい気分になった。行きより早い時間で公道に着くことができた。私たちは5分くらい歩いてDevi’s Fallの前まで行き、タクシーを捕まえた。私のホテルで一旦降り、上着を取ってきてから一緒にRamjiさんのお店に戻った。今度はレモンティーを飲みながらミニトレッキングの疲れを取ることにした。戻ってからもネパール語を教えてくれたりして、私はRamjiさんの優しさを肌にたくさん感じていた。こんな小娘に対して本当に何から何までもてなしてくれた。なんと感謝して言いか分からない。このようなおもてなしの心をしっかりと学び、近いうちに何か素敵なプレゼントをしたいなと小さな思いが胸に生まれた。日も暮れてだんだんお店にお客さんが増えてきた。近くの席に座った、一人のヨーロッパ人の観光客と話していると、勇治の行ったラフティングのお客さんであることが分かった。彼はポーランド人で今はイギリスに住んでいて、Martineという私と同い年の人だった。しばらく話をしていると、他の一緒に行ったメンバーもやってきた。そしてレストランはほぼ満席になっていた。それからちょっとすると勇治も戻ってきた。さらにMartineの友達の女の子もやってきた。彼女はトレッキングに行っていたのだが、気分が悪くなり先に下山してきたと言っていた。ラフティングのメンバーが他の店に移った後、私はその女の子とおしゃべりをすることにした。するとRamjiさんがやってきて、「ステーキを食べてないでしょ。何がいい?」と尋ねた。私は普段あまりお肉を食べないのだが、せっかくだからイタリアンソースのステーキをミディアムで注文した。何年ぶりかに食べたステーキだった。お肉を食べるときは大抵薄切りのものなので、こんなに重い食感のずっしりとしたお肉を食べたのは本当に久しぶりだった。なかなかおいしかった。トレッキングやラフティングから帰ってきた人々は肉が食べたくなるようで、そういったお客さんがたくさんこのお店には来ると言っていたのに納得した。帰りがけに私はRamjiさんにお会計をお願いした。するとなんとお金を払わなくていいと言うのだ。私はびっくりして何度も聞きなおしたが、結局払わせてくれなかった。私は本当に感謝をしてまた来ることを約束して店を出た。Ramjiさんの優しさに心から感動をした。それからさっきのメンバーも行っていると言っていた、BusyBeeという観光客が集まるライブレストランに行くことにした。そこで友達に会い、一緒に飲むことにした。ラムコークを三杯も飲んで上機嫌で楽しんだ。お酒のお陰もあってか、友達が11日からのラフティングにただで連れて行ってくれると言ってくれた。ラフティングは一度だけ去年行ったが、今回の川はもっとエキサイティングなカリガンダキという川だ。本当に行けるかどうかは分からないが、楽しみになっていた。気分も良くなり眠くなってきたので明日また確かめてみようと思い、今日は帰ることにした。酔いを少しでも覚ますように、歩いてホテルまで帰った。今日はいろんな人にたくさんの喜びをもらえた一日だった。ありがとう!

投稿者 satoka : 2006年11月08日 00:26

コメント