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2006年11月15日
my nepali life diary 2006 vol.39
11/15
5時過ぎに目が覚めた。今日からタンセンとルンビニに4日くらいの予定で調査に行く。荷物は出来るだけ少なくして行くことにした。残りの荷物はホテルに預けてバックパック一つで15分程バスパークまで歩いた。着くとまだバスは来ておらず、チャイとクロワッサンを食べて待つことにした。できたてのクロワッサンは温かくてふわっとしていてとてもおいしかった。バスが来て乗客全ての荷物をバスの上に載せるのに結構時間がかかった。席に着いて待っていたのだが、「二人連れのお客様がいるので移動してくれ」と言われた。自分の座席と前席の背もたれの距離が狭く、座り心地が悪かったのでむしろ良かった。そしてバスが出発したのは7時ごろだった。睡眠時間が短かく眠かったので、うとうととしていた。すると突然大音量でヒンディーミュージックが鳴り出した。有り得ないくらいの大音量だったのでいらいらしてきた。それでも何とか眠ろうと試みていると、隣に座っていた女の子が音量を下げるよう言ってくれた。しかし一度では理解してくれず、もう一度お願いしてやっと少しだけ下げてくれた。それでも大きかったので結局眠れなかった。途中バスはお昼休憩を取った。私はネパール人と一緒にダルバートを食べた。外国人で食べたのは私一人だったが、おいしかったので満足だ。それから一時間少しして、パルパに着いた。ここからジープで10分くらい移動するとタンセンに到着だ。まずは今晩の宿を探した。最初に見たところはお湯が出ないのでやめた。二つ目に見つけたところに決め、街の散策に出かけた。まずは明日のバスの時間をバスパークで確認してから近くの広場に行った。特設のような遊園地があり小さな観覧車が目立った。簡単な作りになっていて、ちょっと怖くて乗れなかった。次に石畳のかなり急な車の通れない坂道を登ってメインストリートに出た。メインストリートと言ってもおそらく100メートルくらいの道の両脇に店が並んでいるだけだ。そこを歩き一店のダカ織りのお店を覗いてみた。タンセンはダカ織りで有名だと聞いていたので、そのことを店主に尋ねた。するとやはりタンセンにある彼の工場で作っているものだと言っていた。少しダカ織りやタンセンについて話をしていると、タンセンの紹介ガイドブックをくれた。地図がついていたのでとても助かった。店を出て、通りの奥にあるタンセン王宮に行った。一応建物だと分るくらいのかなり壊れている古い建物だった。歴史のある王宮跡を出て少し休むことにした。レストランに入りチャイを飲みながら今日のスケジュールを決めた。まず次に行くのはアマルナラヤンという三重塔を持つパゴダ様式の寺院だ。石畳の町を歩いてそこまで行った。伝統的な彫刻が施された立派な寺院だった。とてもひっそりとしていて静かな空間だった。次に岩村さんという日本人のお医者さんが作ったUnited Mission Hospitalに行った。彼は数年前に他界してしまっていたので、会うことはできなかった。病院の人に話を聞いてみたかったのだが、英語を話せる人がいなかった為、諦めざるを得なかった。それからスリナガルの丘にある仏像を見るためにかなり勾配のきつい階段を上った。息を切らしながら上り切るとヒマラヤ山脈を一望できた。仏像にお参りをした後、すぐ近くにあった展望台で山を見ながら本を読むことにした。ネパールに来てから一日中知っている人に会わない日はなかったように思う。なので今回のタンセン、ルンビニ調査ではなるべく一人でいる時間を持とうと思っていた。しかし残念ながら本を読んでいると地元のネパール人が話し掛けてきた。その上「メールアドレスを教えて欲しい」と言ってくる始末だ。聞くとも聞かないともしながら本を読みつづけた。最終的には「邪魔してますか?」「はい」と答えてやっと彼らは帰っていった。私は切りのいいところまで本を読み、さらに丘の頂上の方まで登った。そこらかはマチャプチュレがフィッシュテールと呼ばれる所以を望むことができた。誰もいない丘の上でしばしのんびりとさせてもらった。今回は誰の邪魔も入らず独り言を言ってしまうくらいだった。町へ戻るには再度勾配のきつい山道を下っていく。比較的楽に下まで下りていくことができた。ホテルに一旦は戻ったのだが、お腹が減っていたのですぐに食堂を探しに行った。しかしまだ時間が早かった為に、どの店もダルバートの準備が出来ていなかった。仕方がないので6時まで30分くらいチャイを飲んで待つことにした。そして待ったかいがあって、おいしいダルバートをお店の子供と一緒に食べることができた。おもしろいことに私が食べているとどんどん人が増えていくのだ。別に食事をしに来ているのではなく、お店の人の知り合いなどがきっと私を見に来ているのだ。話し掛けてくる人もいれば、ただじっと見ているだけの人もいた。自分が興味のあることはとりあえずやってみるのがネパール人なのだろうか。食事を終え、ホテルに戻りシャワーを浴びようとした。しかし、お湯が出ないのではないかと思うほど水が温かくならない。10分くらいは待っただろうか、やっと温かくなってきた。しかし水圧が弱すぎる。ちょろちょろとでる温いお湯を使って何とかシャワーを浴びた。去年インドでテント生活を10日くらいした経験があったので、こういったことには慣れていたが、普通の日本人では不快感を覚えただろう。私はすっきりした気がしてホテルのレストランでお茶を飲みながら調査結果をまとめた。床につく前に屋上に上がった。空は晴れており、無数の星が散らばっていた。そして流れ星がこんなにもたくさん見られることにびっくりした。小さな流れ星が本当に毎秒降っているのだ。私は飽きることなく見つめていた。そうしているうちにだんだん眠くなってきたので部屋に戻った。
投稿者 satoka : 2006年11月15日 17:02