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2007年05月15日

インドネシア生活♪ vol.15

5月6日

午前3時半に起床し、フローレス島で一番標高(約665m)の高いクリムトゥ山に向かいました。まぶたを開けられないほど眠い中車で約50分、そして歩いて約30分で頂上に着きました。まだ空は月の明かりが強い中、ゆっくり足元を気を付けながら上りました。風が強く早朝ということもあって、かなり寒かったです。

ゆっくりと地球が太陽の方に向かって回転してるのを体で感じていました。そらの色が徐々にしかし確実に変化していく様子をじっくりと見つめつづけていました。
自然の作り出す無限の数の色がきちんと調和し存在を強く主張していました。そして自分の小ささを感じていました。

太陽が顔を出すと、おもいっきり眩しい光が私を包みました。心なしか温かくなったように思えました。本物と直面して目が焼けるほど焦点をずらすことができませんでした。

空が明るくなってきたのと同時にクリムトゥ山が名所であると言わんとしている湖が姿を表してきました。青色をした湖は突然現れた異変のような佇まいをしていました。きれいな色は日の出の色と対峙しながら手を取り合っているようでした。

日が昇って30分くらいしてから下山しました。ホテルに戻り、朝食を取りました。おなかがぺこぺこでバナナパンケーキがかなりおいしく感じました。

午前8時半頃、フローレス島最東端であるララントゥカ目指して出発しました。

モニから12Kmくらいのところにあるウォロワルというイカットを作っている村を通りました。平日だったらイカットを見ることができたのですが、残念ながら今日は休日でした。仕方ないのでラブハンバジョーに帰るときに寄ることにしました。

今日も「移動日」だったので、車の中でドライバーのGBとインドネシア語講座を受けながらいろんな話をしていました。
そのときの話では彼のお父さんは8年前にマラリアで亡くなったそうです。
「フローレス島でマラリアにかかる人は多いんですか?」
「多いですよ」
と、当たり前のことのようにさらっと答えていました。私は何と言っていいか分からず、しばらく黙ってしまいました。
「僕はパパのこと大好きだよ」
と、明るい声でまるで子供のようにGBが言ったのです。それを聞いて私は
「そうだよね、それでいいんだよね。」
と、心の中で思いました。

車からの景色を楽しんでいると時間を忘れてします。ひたすら続くジャングルも見渡す限りの畑や田んぼも大きな海やビーチも、全てに見入っているとあっという間に時間が過ぎてしまいました。
そして、ここに住む人たちのことについてふと思ったのです。
「ここには“すべきこと”はなく、自然の流れの中で当然のごとくできた“すること”があるだけ」だと感じたのです。ただ当たり前のことやり続けることを体が覚えている人たちだと思えました。

ララントゥカに着いたのは5時過ぎでした。ホテルにチェックインし、汗ばんだ体を水で流しました。現地の人が泊まるホテルが一軒しかここにはないので、シャワーはありませんでした。蛇口をひねり、勢いよく出てくる水に頭を突っ込んで洗いました。すっきりと体をリセットして、港に向かいました。

明日はララントゥカから船で一時間程のところにあるソロール島に行く予定なので、船の確認に行ったのです。GBが交渉をしているとどんどん人が野次馬でやってきました。しかしなかなか交渉は治まらず結局明日の朝にパプリックボートが出るのを待つことにしました。
まず第一目的は「そこがどんなところか知ること」なので、行ければいいと思っています。

夕食はホテルの近くのワルン(食堂)で食べました。おなかがすごくすいていた私はUS君よりもGBよりもたくさん食べました。おいしかったです!!!

今回フローレス島の調査に来て、5日が経ちました。そして思ったのが、
「私はこの土地と相性がいい」
と、いうことです。今までいろんな国に行き、いいことも悪いこともたくさんありました。それには常に「相性」があったのだと思います。
人間と土地にはもともと相性があり、相性がいいといいことが多いのです。天候や出会いなど自分の力の及ばないところに作用するのが相性です。
この5日間全くと言っていいほど悪いことがなかったので、私はフローレス島と今のところすごく相性がいいようです。

ララントゥカに唯一の現地人御用達のホテルはとにかく暑いです。なぜなら風の通りがないのです。どうにか眠れることを祈っています。


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投稿者 satoka : 2007年05月15日 19:42

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