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2007年06月17日
インドネシア生活♪ vol.51
6月10日
本がなくなっちゃいました。今朝起きてから読んでいた本で持ってきた本は終わりです。バリ島で日本語の古本を買い、3冊持ってきていました。さらにOBさんが読み終わった本を一冊貰っていました。それら全てを読み終えちゃったのです。移動中の休憩時やちょっとした空き時間を使って読んでいたのですが、今日からは暇つぶし道具がなくなっちゃいました。また、どこかで本を買えるとこを探したいです。は〜、残念・・・
10時に宿を出て、BBさんが毎週日曜日にやっている大きな市場に連れて行ってくれました。ランテパオから車で10分くらいのところにありました。車を下り、野菜や果物、コーヒー、魚、日用雑貨などたくさんのものがありました。そしてBBさんが一番見せたかったのが「水牛と豚の市場」です。広い敷地にたくさんの水牛がいました。売り手と水牛が一組になって、買い手が来るのを待っているようでした。トラジャでは葬式のときに水牛や豚を生贄にするのでとても価値のあるものだそうです。水牛は安くて一頭約5万6000円、高いと約42万えんだそうです。葬儀の規模によって水牛を7〜25頭が生贄にされるそうです。
水牛は売り手と一緒に佇んでいたのですが、豚は横にされ縛られ、痛々しい声を上げていました。何と言っていいのか分らない気分になりました。この状態をスーパーで豚肉を買うときに想像する人はまずいないでしょう。それがここでは当然のことに行われていました。
大きな広場をあとにして、洋服を売っている敷地に行きました。インドネシア製の服と一緒に日本や中国、韓国などのアジアから送られてきた古着もたくさん売られていました。そんな話を聞いた矢先に「Jリーグ」のジャケットを着ている人がバイクにまたがっておしゃべりをしているのを発見しました!
宿に戻り、お昼ご飯を食べるために散歩に出ました。昨晩から今朝にかけて降っていた雨がまるで嘘のように強い日差しが空から注いでいました。
最初に入ったお店は野菜がなかったので止めました。次に見つけたところはスープがあり、野菜もあったのでここで食べることにしました。さっきの豚を見たせいで豚を食べる気が全くおきませんでした。結局スープと野菜炒めとご飯を食べることにしました。選ぶ余地なくスープの中に入っていた牛または水牛の肉は仕方なく食べました。できれば食べたくなかったのですが、既に目の前にあるものを残す方がいけないことのように思って、ちゃんと残さず食べました。
夕方はBBさんのお葬式に参加することになっていました。トラジャのお葬式はとても盛大かつめでたい感じのようです。そして葬儀をするまでは遺体は死んでいないそうです。各家で保管され、眠っているそうです。
宿から車でガタガタ道をゆっくり進みました。BBさんの家に着き、BBさんとMNさんと親戚の人たちがしばらくおしゃべりしていました。私はそこら辺をうろうろして話が終わるのを待っていました。BBさんの従兄弟がバイクでどっかに行っちゃうと井戸端会議は終了したようでした。BBさんのトンコナンを見せてもらってから、遺体の安置されているところへ移動しました。来た道よりもガタガタが激しい道を進みました。着くとそこには何十人もの人たちがござが敷かれた地面に座り、食事をしていました。私たちも穀倉の高床になっているところに腰掛、食事を頂きました。ご飯と豚・・・食べないわけにはいきません。はい、もちろん食べました。
日が暮れると遺体が運び出されました。そしてお墓を作る場所まで男の人が何人かで担いで行きました。私たちも後ろから歩いて着いていきました。
そこには大きな立派な古いトンコナンがありました。そこに遺体は納まったようです。
お祈りの言葉が始まりました。皆は静かに目を瞑り、故人への祈りを捧げていました。最後に「アーメン」。これで今日の式は終わったようです。
コーヒーか紅茶とお菓子が出され、あとはおしゃべりをしていました。おそらく30分から1時間ほど歓談の時が過ぎ、帰ることになりました。
泣く人など一人もいない、楽しい集まりのようにお開きになりました。
文化、伝統の違いでお葬式の感じが随分違うということが分りました。トラジャの葬儀に対する伝統が言っていることは「最高に華やかな最期を迎えるように生きる」ということなのかもしれません。しっかり長寿を全うした人には涙より笑顔で送る方がいいのかもしれません。
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投稿者 satoka : 2007年06月17日 01:03