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2007年06月17日
インドネシア生活♪ vol.55
6月14日
7時ごろ目が覚めると、すっきりして気分はよくなっていました。やっぱり寝るのが一番!
一人で朝食を取っていると、昨日ホテルをチェックインするときに通訳をしてくれたYDがやってきました。ガイドの仕事をしているようで、観光ツアーの紹介をしてきました。しかし私は興味ないと言い、逆にNRさんから聞いていた「コーヒープランテーション敷地内にある伝統的ジャワハウスを改装したホテル」を探していると言いました。しかし、残念ながら名前も分らないそのホテルをYDは知りませんでした。
YDは勧誘を諦め、私たちはいろいろ話をしていました。YDはバリに日本人の友達がいるそうです。そしてバリに行ったときはいろんなところに連れて行ってくれたそうです。そのこともあってか、YDは私をバイクでいろんなことろに連れて行ってくれると言ってくれました。YDは今油絵やアートバティックの勉強をしているそうで、デザインをやっている私とも気が合いました。そして早速出かけることにしました。
最初に行ったのは、携帯電話の会社です。実は昨日携帯をいじっていて「SIM CARD REJECTED」が表示されてしまったのです。セキュリティー設定をしようとしたらパスワードが分からなかったのです。今までリチャージをするときはお店の人がやってくれていたので、パスワードがあることを知りませんでした。自分で作った覚えもなく、結局打つ手なしだったのです。
携帯電話会社でSIMカードの再発行には約100円でできました。5人の通話履歴のある電話番号を私が言い、それで本人確認をしていました。再発行に伴いパスポートを提示し、再発行書類を書いて終了です。でもすぐに使える訳ではなく、3日ほど経ってから再開するそうです。それにしても、番号が変わらず使えるのは良かったです。アドレス帳は消えちゃうみたいですが・・・
それから電車の駅に行きました。ジャワ島には電車が走っているのです!インドネシアに着て初めて乗る電車はジャワ島になります。17日の夜行列車でジャカルタまで行く予定なので、そのチケットを買いました。どんな電車なのか今から楽しみです。
次にYDは「ウィスマアリス」というホテルに連れて行ってくれました。以前ここは日本人がオーナーだったようですが、今は売られインドネシア人のものだそうです。このホテルでYDさんが私の行きたいホテルのことを聞いてくれました。すると、知っていたのです!ホテルの名前は「ロサリホテル」、場所はMagelongにあるそうです。ジョグジャからは車で約2時間のところだそうです。私たちは明日ボルブドゥールに行くので、ジョグジャへ帰る前にMagelongへYDが連れて行ってくれると言いました!なんと明後日の朝、ボルブドゥールまで迎えに来てくれると言うのです!!!なんていい人なんでしょう。ありがとう、YD!!!
次に行ったのはシルバーアクセサリーの工房です。入り口は店舗になっておりたくさんの細工のされたアクセサリーが陳列されていました。下の階に行くと工房があり、10人くらいの人たちが各々の作業をしていました。まず銀を少しずつ伸ばして細い糸にしていました。それからいろんな細かい細かい作業が続いていました。器用な手先を使い小さな形を作っていたり、銀粉をバーナーで定着させていたり、繊細な仕事でした。店舗で出来上がったものを見たのですが、どれも素晴らしい技術が現れていました。それと同時に日本で見る指輪や腕輪などを見つけ、「あ〜、こういうところから輸入されているんだぁ」と思いました。
小さなピアスを一つ買って、次の場所へ行くことにしました。
YDが現在勉強しているアートバティックの展示があるというので、そこへ連れて行ってもらいました。そこでは先生が油絵とアートバティックを教えているそうです。バティック(更紗、ろうけつ染め)の歴史は古いのですが、アートバティックは比較的最近のものだそうです。一見生地には見えないくらい「アート」な布がたくさん額に入れられて飾られていました。多くが学生が作ったものだったのですが、その先生はかなり売りたがっていました。しかし私はそこまで感動しなかったので、買う気が起きませんでした。
それからホテルの近くのレストランでお昼ご飯を食べました。アボガドとエビのサラダと細いきし麺の汁そば(確かKWEEだったような・・・)を頼みました。しかしやってきたのはパイナップルとエビのサラダ。
「あれ?アボガドは・・・?」
と思っているとYDが店員さんに確かめてくれました。するとやっぱり間違えていたようで取り替えてくれました。再度やってきたアボガドとエビのサラダはエビとパイナップルサラダ(さっきの)にアボガドを加えたものでした。味はまあまあと言った感じでした。麺の方はかなりおいしかったです。野菜がたっぷりのさっぱりスープの麺。結構気に入っちゃいました。
食後にYDはバティックの洋服のお店に連れて行ってくれました。バティックのシャツやワンピースなど町中でたくさん売られているのですが、YDの経験上質に大きな違いがあるそうです。以前YDが買った安いものは一回洗っただけで、着られないくらい縮んでしまったそうです。そこで見つけたお店が、私を連れて行ってくれたお店でした。私は店内を見回し、質と値段をチェックしました。ここでは買わず、別のところにあるバティックの工房に連れて行ってもらうことにしました。
バティックの工房では製作中の風景を見学し、作り方を説明してもらいました。基本的には綿を使っているそうです。ろうで絵を描き、色を染め、さらにろうやパラフィンで色止めをして再度色を重ねていきます。何度も何度も繰り返し、一枚の模様の染められた布が出来上がります。
この工房で作られた伝統的なバティックを3枚ほど買うことにしました。全て手作業で作られた柄には作り手のオーラが入っているように思いました。(勝手な思い込みですが・・・)
日本と同じく、インドネシアは生地の文化が優れている国だと思います。イカットもバティックも長い歴史を持っており、現在の人々にもしっかりと受け継がれています。私もそれらの芸術的文化に魅せられています。日本の伝統的な生地と上手く組み合わせて何か作れないかと思案中なくらいです。
荷物を置きに一度ホテルに戻り、夕陽を身にビーチに行くことにしました。バイクで約一時間、ジョグジャの街を抜け、ひたすら田んぼに挟まれた道を進むと到着しました。ジョグジャの街にいると想像しにくい田舎風景がずっと続いていました。
バイクを止め、すぐそこが砂浜になっていました。広いビーチがずっと続いており、波はかなり高かったです。地形的にサーフィンができないということで、ビーチにいたのはインドネシア人ばかりでした。ジョグジャはほとんどがイスラム教徒なので、みんな服を着たまま海でバシャバシャしていました。ビーチにはたくさんの馬車があり、それを使ってビーチ内を移動しているようでした。
少し曇っていたのですが、夕陽はとってもきれいでした。砂浜に残った水に空が移り不思議な景色が広がっていました。
ホテルに戻り、シャワーを浴びてから「ワヤンクリッ」を見に行きました。皮を使って作られた人形の影絵です。一人が話をし、人形を操ります。ガムランなどの演奏する男性と歌を歌う女性が後ろでオーケストラを作っています。360度どこから見ても美しい伝統芸術の一つです。
言葉が分り、話の内容をもっと理解していたらよかったなと思いましたが、目だけでかなりたのしめました。そしてこの人形の技術はすごいです!!!
ジョグジャにはとても手先の器用な細かい芸術が多いと分かりました。バティック、銀細工、ワヤンクリッの人形、どれもすばらしいです。ジョグジャは以前独立した王国だったそうです。その時期に作られた伝統工芸が今でも引き継がれているようです。もしかしたら、以前ジョグジャが首都であった時期がある理由にはこういった芸術文化があったように思ってしまいます。
ジョグジャは生活しやすい上に、アートがたくさんある楽しいところです。これから郊外に足を運びゆっくりとできるところを探したいと思います。
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投稿者 satoka : 2007年06月17日 01:11